「グーグルのやり方に強い不満と怒りを感じる」 中国政府当局者(産経新聞)

 【北京=矢板明夫】グーグルが中国からの撤退を正式発表したことを受け、中国国務院(政府)新聞弁公室インターネット局の責任者は23日未明(北京時間)、国営通信社、新華社に対し「グーグルのやり方に強い不満と怒りを感じる」との談話を発表した。

 同責任者は「中国で運営する外国企業は中国の法律を守らなければならない。グーグルは中国市場に参入したときの書面の約束を破ったうえ、サーバー攻撃を受けたなどと主張し中国政府を非難している。これは完全な間違いである」と強調したうえで、「中国は対外開放の方針は今後も堅持し、外国企業が中国に入ってネット事業を展開することを歓迎する」と表明した。

 グーグルは今後、香港の検索サイトを通じて検閲を受けないサービスを中国の利用者に対し提供する方針を明らかにしているが、中国政府は香港以外の地域からのアクセスを遮断する可能性が高い。また、グーグルが中国国内に研究機関を残すなどの要望に対しても、中国当局はどこまで応じるのかは不透明だ。

【関連記事】
グーグル、中国本土から香港に「撤退」 さらなる対立も
「一企業が国家の権威に挑戦するのか」 中国メディアがグーグル批判 
グーグル中国、検閲を継続 中国紙が報道
「世界の市場」自信拡大 米国に物言う強気中国
「解放軍との関係」を否定 グーグル攻撃疑惑の職業訓練校

【いきいき】絵地図師・散歩屋 高橋美江さん(産経新聞)
新型インフル向けワクチン234万人分、今月末に期限切れ(産経新聞)
久保が勝ち2勝2敗=将棋棋王戦(時事通信)
「徳之島検討指示」報道を否定=鳩山首相(時事通信)
「民主党に物が言えるのは私だけ」−日医会長選、原中候補が主張(医療介護CBニュース)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。